他力本願寺まとめ、あるいはサンタさんへのお願い2025
こんにちは、鹿せんべいです。
本日は12月16日、オーストリア連邦鉄道1216型の日です。

本記事はsimutrans advent calender 2025 16日目の記事です。
これを言いたいがために毎年この日を選んできたアドカレも4年目の参加となりました。
0.目次
1.はじめに
今回はDiscordサーバー・Simutrans交流会議内のスレッドに投稿された「こんなアドオンが欲しい!」という要望をまとめ一覧化するとともに、アドオンの需給のバランスについてちょっとだけ書いてみたいと思います。
交流会議への参加はこちらから
2.アドオンの要望というものについて
Simutransにおいて、特に日本のコミュニティではアドオンを追加して遊ぶプレイスタイルが一般的になっています。この手のゲームにおいて、自らの欲しいアドオンを要求する行為は「クレクレ」などと呼ばれ、忌避される場合もあります(鹿せんべい私信)。
一方でアドオン作者もモチベーション維持の一環として需要を考慮する場合も一定程度存在し(多分)、需要と供給のマッチングのためにSimutrans交流会議内にはスレッド・他力本願寺が建立されました。2024年6月の建立以来、クレクレをできる場として計88件(2025/12/3現在)の要望が投稿されています。
チャットアプリの特性上、過去の投稿が流れてしまいがちなので、この機会にまとめてみました。
3.要望まとめ
88件の内訳は以下の通りです。

・インフラと建築物については128と128jpを合算して128系として扱った
以下、分類ごとに一覧とめぼしいものを取り上げてみたいと思います。
黄色がけの物はアドオン化された(交流会議内への投稿含む)ものです。
3.1 128系インフラ
駅舎や道路施設の要望が多く見られます。船舶関連の施設もこれまで手薄だった分野でしょうか。
信号や架線の要望がある一方で線路の要望はほとんどなく、供給が飽和しているような印象を受けます。
3.2 128jp車両

鉄道車両については既存アドオンのバリエーション展開や架空車など、こんなのがあったらいいなという要望が目立ちます。
多くの車両アドオンが供給されてきた結果、新幹線など作画コストの高いものや、旧型車などニッチなものが残ったという感じでしょうか。海外車両も増えるといいな(我田引水)
バス、飛行機、フェリーなども一部出ていますが鉄軌道の車両が圧倒的です。
3.3 128系建築物

他の区分でもちらほら見られましたが、万博関連のニーズが強かったようです。
集客施設の要望もいくつかあります。公共交通による輸送と組み合わせやすいスポットでもありますね。
3.4 128jp産業

造船所は本スレッド以外でも複数回言及されていた気がします。
交流会議内「産業開発」フォーラムの諸アイデアも実現するといいですね。
超重量貨物は変圧器輸送などを指していると思われます。
3.5 128産業・車両

年代対応の発電所も根強い需要を感じます。
現代水準SLはイギリスの新造機などが念頭にあるのでしょうか。日本版があっても面白いかもしれません。
3.6 64インフラ・車両

ヘッドマークは128jpでも要望が出ていました。車両ごとに微妙に異なる描画位置への対応、重なった場合の描画ブレ対策などが課題になりそうです。
オレンジ色の着色道路はいいアイデアですね。
3.7 その他

paksetを指定していないもの、本体に関わる機能などが出ています。
ex化もそうですし、paksetをまたいだ移植(サイズ・貨物カテゴリ・コスト等)をより簡便に行えるようになればとも感じます。
4.Simutransにおけるアドオン需給構造
今回の集計結果を踏まえ、需給のバランスについて少し考えてみたいと思います。
他力本願寺における要望は、Simutrans交流会議に参加している181アカウントの内、さらにこのスレッドに参加しているメンバーによる限られた投稿です。現在のSimutransにおける需要全体を反映しているものではありませんが、需要の一端が現れる貴重な場でもあります。


(https://simutrans-portal.128-bit.net/categories, 2025/12/16閲覧)
上記二つの画像を比べてみると、需要はインフラや建築物が大きいのに対して、投稿数は(特に鉄道)車両の数が圧倒的であることが分かります。私自身、公開しているアドオンのDL数上位10件中8件がインフラや建築物で、それぞれ数百DLされていることからも肌感覚に合致している結果です。
この需要と供給のギャップには、Simutransのプレイヤーに鉄道オタクが多いこと、インフラアドオンは地道な作業が多く成果物がすぐに得られない傾向にあるためより多くのモチベと根気が求められることなどが影響しているのではないでしょうか。
需要ばかり気にするようになるのも不健全な結果を招く危険がありますが、一方でDL数が増えることでモチベーションが上がり、より多くのアドオンを生み出せるようになる正の循環も生まれます。
結論:承認欲求を満たしたい時はインフラアドオンを作ろう。
5.おわりに
作る人も欲しい人も交流会議に参加し、他力本願寺をドシドシ活用していってもらえたらいいなと思っています。一つの投稿によって新たなアドオンが生まれたり、優先順位が変わったり、新たにアドオン制作に手を出してみたくなるかもしれません。
明日のアドカレはヅケまぐろさんによる、「NSや周辺サービスをdockerで構築するときの備忘録」です。
それでは、よいお年を。